ハワイ島 女ひとり旅

ハワイ島を女ひとりで旅した記録

1日目 飛行機

23:55発の飛行機。

夜のご出勤。

私は今、執筆活動に専念し、引きこもりの日々であり、存在自体がかなり場違いな雰囲気を発している。

この日の夜のご出勤は、サラリーのマンやウーマンたちの退勤時間と見事にかぶっており、なんか彼らを久々に見た。

それがすごく・・・不思議な感じで、いや、「なんて楽しそうなんだろう!いいなあ」なんて思いつつ(新入社員の小グループがちらほらいたので)、でも私はもうあの中には決して戻れない人間になってしまったのだという事実がズシッと来つつ。

ゆえに彼らが別の種類の動物のようにも見えて、でも私もほんの1年前まで彼らの一族だったのに、何なんだろう、この別人種感・・・という、感動のようなものを胸に、羽田へ向かう。

「何言っとんじゃ、こいつ」って感じですけど、まあ、私にはそう言う感慨があったのです。良い意味のです。

「お家を出てからお家に帰るまでが遠足ですよ!」なんて、小学生の頃、口を酸っぱくして言われたもんですけど、まさに私の旅っていうのは、その言葉ドンピシャリなのです。

 

そいでもって羽田。

「う〜ん!やっぱり私は海外が好き!外界が好き!」と思う瞬間。

いや、本当にここ1年くらい、ずっと引き籠って内界ばかりを見ていたため、かなり外界が狭まっていたのです。たっのしい〜!やっぱり外界も楽しいなあ!と思ったのでした。

 

そいでもって飛行機。

私はじっと座っていることが何より苦手なんで、なるべく席を後ろの方にとっといて、席が空いてたらこっそり席を移動して1列占領して寝そべることを常に目論んでいるわけですが、今回はちょっと微妙・・・。図々しさが半減してしまっていた。

そんなことで3列くらい空いてたけど、「ま、いっか」なんて思っている間に、取られちゃってた。クッソ〜。

ま、良いわい。映画がすごく充実してる〜!

「モアナと伝説の海」もあるし、「ララランド」もある。ヤッホ〜!

君の名は。」もあって、なんか不思議な感じ。

飛行機で映画を見るのって、映画館で見るのとも、家で見るのとも違って、大好きなのです。

ハワイアン航空のチョイスはなかなかよろしかった。

しかし飯はまずい、というより普通か・・・。

 

モアナのおばあちゃんがとてもいい味を出していて、好きであった。

こういう太っちょの白髪ロングのおババのフラダンサーって、ハワイの名物らしいのだ。今回は見れなかったが。シャーマン的な存在。

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ララランドは、この鶴の舞ポーズが癪に触って、見るつもりはなかったのだが、こんな機会なので見てみた。

すごくいい映画!これは広告屋がマズイ。このポーズばかり、やたら売り込みおって。

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例えばこういうシーンとかの方が好きだけど。

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あとは韓国映画のファミリーフッドっていうのを見ていたら到着してしまった。

さあ、冒険の始まりだ!

出発までの旅費

🌟航空券

羽田国際空港ーハワイ コナ国際空港 (行きは直行便、帰りはホノルル経由)

ハワイアン航空

67800円。ウム、これは我ながら満足のお値段であった。

 

🌟お宿

いつもひとり旅は、執念の検索で見つけたお値打ちB&B(1泊7000円程度で素敵なところ)に泊まるのだが、今回はどうにもこうにもこれが見つからない・・・。

そこで初めてAirBnBを利用してみた。

一泊6000円程度で6泊=37000円。

このお宿での思い出はちょくちょく書くことになるだろう。

 

🌟レンタカー

Alamoレンタカーで6泊=30000円

のはずだったが!!!これはほぼ詐欺に等しい・・・。レンタカーについては、別途詳しく書く。

今回の旅で一番コスパの悪い代物になってしまった。

 

🌟ESTA認定

アメリカに入国するには、これをしなきゃならんとのこと。14ドルかかりました。

インターネットでできます。

 

13万仕事かあ、それにドルフィンスイムと乗馬をして15万仕事。食べたり何やりで17万仕事くらいを想定していた。が、詐欺師のレンタカーやら何やらで、今までの旅の中で一番経費のかかった旅になってしまったことが悔しい。

「こうしておけば良かった!」というのがあるので、それは反省点のページに書こうと思う。

 

 

 

出発まで

今回の旅行は出発の7日前に思いついた。

一度は、自分の中でお流れになったのだが、どうにも頭から離れず、というか、どうにも無謀なことがしたかったのか、どうにも頭が煮詰まってしまったのか、出発の3日前に決行を決意し、旅だった、と、そういう旅の記録である。

このブログは、最近ますます“今”しかない、すぐに過去を忘れちゃう私のための備忘録であるが、これから同じようなことをしようと思っている人のためにもなるように書こうと思う。

まあ、どちらかいうと、観光よりも旅の過程を楽しむタイプなので、内容はかなり個人的なことになると思われるが、費用のことやアクセスのことなどで、お役に立てれば幸いです。